こども園送迎バス置き去り事故死 園長は辞任していた 静岡・牧之原市
静岡県牧之原市のこども園で3歳の女の子が送迎バスの中に置き去りにされ死亡した事件で、こども園の園長が辞任したことが分かりました。
「午後1時すぎです。牧之原市内はきょうも 非常に強い日差しが照りつけています。献花台には、今朝からはスポーツドリンクや花束を手にした人が多く訪れています」
5日、3歳の女の子が牧之原市の認定子ども園の送迎バスの中におよそ5時間にわたり置き去りにされ、熱射病で死亡しました。
この事件でバスを運転していた園長は園長と理事長を辞任する方針を明らかにしていましたが、代理人弁護士によりますと、8日付でともに辞任したということです。後任は未定です。
このこども園は事件以降休園が続いていて、市によりますと在籍している167人のうち、保育園部の78人を12日までに市内3つの保育園で受け入れたということです。幼稚園部の園児については、あす以降市内1カ所の施設で受け入れる方針です。
また市は、市内全ての保育施設において、安全な運営体制が整っているかどうか確認するため、あすから独自に立ち入り調査を実施するということです。