少雨で佐久間ダムの貯水率減少 天竜川水系で取水制限
10月以降の少雨で静岡県の佐久間ダムの貯水率が減少していることから、天竜川の水を利用する県内4市1町では7日から取水制限に入りました。
これは天竜川水利調整協議会が、今後の降水予測などを検討した結果決めたものです。
県などによりますと、10月以降の少雨の影響により、佐久間ダムの貯水率が5日現在で平年を大幅に下回る29.1%にまで減少しているということです。
このため協議会では7日午前9時から上水道5%、工業用水10%、農業用水10%の取水制限に入りました。対象地域は天竜川流域の4市1町です。
県や市町では、「じゃ口はこまめに締める」「お風呂の残り湯を他の用途に使う」など、家庭での節水を呼び掛けています。