自動車学校に感謝状 被災者に無料送迎シャトルバス運行 静岡・熱海土石流災害
静岡県熱海市の土石流災害で、発生直後に住民のために無料でシャトルバスを運行した伊豆山地区の自動車学校に感謝状がおくられました。
1日午後、熱海市伊豆山の「マジオドライバーズスクール熱海校」の小沢勉常務に県住宅公社から感謝状が贈られました。
この自動車学校は、土石流の影響で熱海駅方面の路線バスが不通となったため、住民の要望を受け公社が管理している「県営七尾団地」からJR湯河原駅までのシャトルバスを無料で運行しました。シャトルバスは、土石流発生直後の7月12日から18日まで1日7便が運行され、のべ130人ほどが利用したということです。
県営七尾団地 町内会長
大友勇さん:「何せ高齢者が多いですから。私もそうですけど、免許返上したり車を返上したりして足がなくなった。頼りはバスだけなんです。それが発災のためになくなった」「その話をいただいたときほんとに、これで命をまもれるな。銀行にいける人も大丈夫だなあ。買い物も今まで以上によりスムースにいくかな、という形で本当に助かりました」
マジオドライバーズスクール熱海校
小沢勉常務:「みなさんから感謝されたということで、わたしどもも本当に貢献できたということでよろこんでおります」