静岡・田辺市長「個人としてはぜひ開催してほしい」 大会プロデューサーの不適切発言に揺れる大道芸ワ-ルドカップ
11月に静岡市で開催される予定の大道芸ワールドカップの大会プロデューサーが、外国人差別と受け取れる発言をしていたなどとして解任された問題で、田辺信宏市長は「個人的には大会を開催したい」と話しました。
静岡市
田辺信宏 市長:「今回のこの種の発言が水を差してしまったということは本当に残念。一度立ち止まって今後の大道芸、どうあるべきかという議論はやっていく必要がある」
大道芸ワールドカップをめぐっては、大会プロデューサーの奥野晃士氏が静岡市内で9月に開かれたボランティアの講習会で、外国人差別と受け取れる不適切な発言や資料を配布したと指摘され、大会の実行委員会は7日に奥野氏を解任するとともに杉山茂之委員長の辞任を発表しています。大会は11月4日からの3日間、3年ぶりの開催が決まっていますが、実行委員会は予定通り実施するかどうかの結論を17日までに出すとしています。
田辺信宏 市長:「3年ぶりの開催です。多くの市民の皆さんが開催を楽しみにしているという声も私の所に届いております。私個人としてはこの難局を乗り切ってぜひ開催してほしいと願っております」