【新型コロナ】静岡県内で956人感染　7日連続で前週下回る　清水では4月3日から子どもの集団接種を実施　/ 3月25日

　自治体別で最も多かったのは浜松市で184人、ついで静岡市で161人、藤枝市で93人、富士市で57人などとなっています。県内ではあわせて956人で、先週の金曜日に比べて336人減少し、7日間連続で前の週を下回っています。
　死者は静岡市で2人確認され、いずれも医療機関に入院していた高齢者で、基礎疾患があったということです。これで県内の新型コロナの死者は累計で375人となりました。
　病床使用率は西部で15.8％、中部で18.9％、東部で19.4％、県全体では18％となっています。
　新たなクラスターは2件発生していて、富士市の高齢者施設と沼津市の保育園で確認されています。

　また、静岡市は5歳から11歳までのワクチン接種について、清水地区の接種会場が少なかったことなどから、集団接種を実施すると発表しました。集団接種は接種券が手元にある人が対象で、4月3日に清水マリンビルで行われるということです。
　一方で、市はワクチン接種に関して接種回数の超過など11件の接種ミスがあったと発表しました。いずれも現時点で健康被害などは確認されていないということです。

　また、県は医療提供体制は緩和されつつあるとする一方、オミクロン株の亜種「BA.2」の感染割合が増加しているとして、基本的な感染症対策の徹底を呼び掛けています。