被告側「請求の棄却を」 損害賠償3000万円請求の焼津カツオ窃盗事件民事訴訟 静岡地裁
焼津港でのカツオ窃盗事件で、被害に遭った水産会社が漁協などに損害賠償を求めた裁判が始まり、被告側は請求棄却を求めました。
この訴訟は、漁協職員らが焼津港で水揚げされた冷凍カツオおよそ148トンを盗んだとして被害に遭った市内の水産会社が漁協職員ら10人に対し3000万円の損害賠償を求めているものです。
27日、静岡地裁で開かれた第1回弁論では、原告が求める損害賠償について、被告側の代理人は請求を棄却するよう求めました。
この事件では今回の原告のほか、県外の水産会社3社も提訴も検討しています。
次回の弁論は非公開で3月15日に行われます。