「殺人」容疑の告訴状を正式受理 遺族「住民に被害が及んでもいい」という未必の故意があった 静岡・熱海市の土石流災害
静岡県熱海市で発生した土石流災害で、遺族が殺人の疑いで提出した告訴状を熱海警察署が6日、正式に受理しました。
熱海市で発生した土石流災害では、起点となった盛り土が被害を甚大化させたとみられていて、遺族5人が現在と前の土地所有者に殺人の疑いがあるとして熱海警察署に告訴状を提出していました。遺族の弁護士によりますと、6日午前に警察が告訴状を正式に受理したということです。
遺族は現在と前の所有者が行政指導を受けながら適切な対策を取らなかったため、盛り土が崩れて住民に被害が及んでもいいという「未必の故意」があったと指摘しています。