3歳児バス置き去り死事件受けてこども園の特別監査へ 送迎バス所有の県内250の保育園・幼稚園の運用状況も調査 静岡県
静岡県牧之原市の認定こども園で、3歳の女の子が送迎バスの中に置き去りになり死亡した事件を受け、県は9日午後、この園に特別監査に入ります。
牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」では5日、3歳の女児が送迎バスの中におよそ5時間にわたって置き去りにされ死亡しました。
特別監査は県と牧之原市が合同で行い、園の職員へのヒアリングで安全管理の問題点について明らかにする方針です。
県によりますと、去年11月にこの園に対して行った定期監査では、問題はなかったということです。
また、川勝平太知事は8日、送迎バスを所有する県内250あまりの保育園や幼稚園などを対象に、運用状況を調査する書面調査と立ち入り指導をする方針を明らかにしています。