「世界遺産の浅間さんを守れ」 文化財防火デー前に防災訓練 静岡・富士宮市
あすの文化財防火デーを前に、静岡県富士宮市の富士山本宮浅間大社で消防訓練が行われました。
神職「火事だ!火事だ!」
(半鐘の音)
浅間大社は世界文化遺産の富士山の構成資産の一つで、本殿は国の重要文化財に指定されています。訓練には消防職員と浅間大社の神職など、およそ35人が参加。社務所裏の倉庫から火が出た想定で、すぐに半鐘を鳴らして火災の発生を知らせ消防本部にも通報しました。
そして宝物などの搬出や逃げ遅れた人の救出救護、30メートルのはしご車を使った消火など本番同様の作業を訓練しました。
富士山本宮浅間大社 宮司
甲田吉孝さん:「みんなしっかりと訓練をして頂いて、これで浅間さんの御殿をしっかりと守っていけるかなと思いました。夜間はうちの場合は当直が2人だけになるので、一度夜間の訓練もやろうかなと思ってるんですけど」