静岡・川勝知事の「コシヒカリしかない」発言 県議会の自民・公明・共産・無所属の議員が連名で抗議文 「言い訳に終始し反省の色は見られない」
静岡県の川勝平太知事が10月の参院静岡補選の応援演説で、「コシヒカリしかない」と発言した問題で、静岡県議会の自民・公明・共産・無所属の議員が連名で、川勝知事あてに抗議文を送りました。
抗議文では「あちら(御殿場市)にはコシヒカリしかない、ただ、飯だけ食ってそれで農業だと思っている。こちら(浜松市)にはウナギがある、シラスがある」などと御殿場市を侮辱する発言をした、と指摘しました。そして、「御殿場市も静岡県の一部で、県政の最高責任者の知事が静岡県の一部地域を差別し、辱める発言をしたことは言語道断で断じて容認できない」としています。
そして「誤解されたなどと言い訳に終始し、まったく反省の色は見られない」としています。
抗議文は自民・公明・共産・無所属の49人の議員の連名で提出されました。
10月の参院静岡補選は御殿場市の元市長と浜松市出身の元県議が立候補していて、川勝知事は元県議を支援していました。