熱海市の土石流での死者3人に 安否未確認者は113人確認作業は難航

静岡県熱海市は、おととい発生した大規模な土石流で、新たに1人の女性の死亡を確認したと発表しました。

画像: 熱海市の土石流での死者3人に 安否未確認者は113人確認作業は難航 youtu.be

熱海市の土石流での死者3人に 安否未確認者は113人確認作業は難航

youtu.be

「午前6時前。熱海市内にはきょうも雨が降っている。捜索を開始するため警察や自衛隊車両が入っていく」
熱海市の伊豆山地区で3日発生した土石流では、住宅130棟が被害を受け
これまで女性2人の死亡が確認されています。
熱海市は、午前7時から災害対策本部会議を開きました。
熱海市によりますと、3日倒壊家屋から救出され重傷で病院に搬送された高齢女性の死亡が4日確認されたということです。
これで死者は3人となりました。
また、4日安否確認ができていないとした147人のうち、34人の確認ができたということで、安否未確認者は113人となりました。
熱海市は、別荘の利用者が多いため居住実態が把握しにくく、安否確認が難航しているということです。
市では災害があった範囲に住んでいる人や住宅・別荘を所有している人たちに対し自治会の役員などに安否の連絡をするよう呼び掛けています。