浜松市が災害対策本部会議 30万984世帯・74万137人に『避難指示』 物的・人的被害は確認されず

 台風2号などの影響で、静岡県の各地で大雨となっていることを受け、浜松市は2日午後7時から災害対策本部会議を開き、被害情報を説明しました。これまでに浜松市内では物的・人的被害はないということです。

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 災害対策本部会議では、午後5時45分時点の浜松市の被害状況が説明され、この時点では物的・人的被害は確認できていないということです。浜松市では、未明から断続的に降り続いた雨の影響で、川が増水し、これまでに・安間川・馬込川・釣橋川・堀留川・芳川・都田川の6河川が氾濫危険水位を超えたということです。浜松市では午後6時35分時点で、30万984世帯・74万137人を対象に警戒レベル4の避難指示が出ています。また、市内41カ所で道路が冠水して通行止めとなり、4カ所の道路で倒木やのり面の崩壊による通行止めが発生しています。
 災害対策本部会議で本部長を務める中野祐介市長は「全市をあげて市民の皆さまの支援に取り組む。引き続き情報収集と発信に務める」とコメントしました。
 浜松市では、今後も深夜にかけて断続的に強い雨が降り続くことが予想されています。土砂災害や河川の氾濫など引き続き警戒してください。