旧天竜林業高校巡る贈収賄事件 元校長の再審開始求めた特別抗告を退ける決定 最高裁
浜松市の旧天竜林業高校を巡る贈収賄事件で、最高裁は有罪判決が確定した元校長の再審請求について特別抗告を棄却しました。
浜松市の旧天竜林業高校の北川好伸元校長は2006年、大学の推薦書に関わる調査書を改ざんした見返りに、中谷良作元天竜市長から現金20万円を受け取ったとして、2010年に加重収賄などの罪で有罪判決が確定しました。
北川元校長は再審請求がおととし東京高裁で棄却されたのを受けて、最高裁に特別抗告していました。
これに対し、最高裁は6日付で特別抗告を退け、裁判のやり直しを認めない判決が確定しました。
この事件を巡っては、中谷元市長も再審請求しています。