自宅で妻を感電させ殺害した罪に問われたトラック運転手に懲役15年の判決 静岡地裁沼津支部

おととし静岡県沼津市の自宅で妻を殺害した罪に問われている男の裁判で、地裁沼津支部は懲役15年の判決を言い渡しました。

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静岡地裁沼津支部

 沼津市のトラック運転手の被告(66)はおととし12月、沼津市の自宅で妻(当時63)の手や口に通電させたアルミ板を押し当て感電死させ、殺害した罪に問われていました。

 13日の判決で、地裁沼津支部の野沢晃一裁判長は「被害者の身体に複数回通電させていることなどからすれば、殺意をもって通電させたものと認められる」と指摘。

 また「被害者を殺害し得る道具を作成し、その後感電死について検索していることなどから突発的な犯行ではない」とし、被告に懲役15年の判決を言い渡しました。