18歳女性と飲酒疑惑の吉川議員55日ぶりに公の場に姿 「今後の裁判との関連も含めて、コメントは差し控えます」/今週の静岡
6月9日 「記事を見てから回答します」
Q.ご記憶として、その当日の行動については?
吉川赳衆院議員:「きょうはちょっとすいません。記事を見てから回答します」
Q.国民に説明する気持ちはある
吉川議員:「内容によっては」
吉川氏ブログで説明「大学1年生という設定なのね」と受け止め
18歳の女性と飲酒をし、現金4万円を渡した、いわゆる“パパ活”疑惑を週刊誌に報じられた吉川議員。公の場に姿を現さず、雲隠れ状態にありましたが、7月、突如5200文字に及ぶ長文のブログを更新しました。
吉川赳衆院議員(ブログより)
「女性から『大学1年生です』『18歳です』という旨の発言がありましたが、酒席で働く女性が身元を知られたくない等の理由から、私としては、真に受けることもせず、『なるほど、大学1年生という設定なのね』と受け止め、軽い乗りで会話を合わせていたというのが実情でありました」
記者会見開催の要望にも 「地元支援者を中心に個別に本問題の説明をできる限り行っていく所存」
これに対し、吉川議員の地元である富士市の記者クラブは7月27日、記者会見を開くよう要望書を送りましたが…。
吉川赳衆院議員(回答書より)
「まず、私が現時点で説明すべきと考える、本問題が自らの軽率な行動により招いたものであること及びこれに対する陳謝、さらに、本問題に関する私自身の考え方につきましては、全て私のブログにおいて公表したとおりです」
記者会見を拒否した上で“雲隠れ”についても否定しました。
吉川赳衆院議員(回答書より)
「私と致しましては国会閉会中であったにすぎず、特に姿を隠していた認識はありません。今後も私は衆議委員議員として国会の活動及びその他の政務につきまして、今まで同様、積極的に活動していく所存でおります。また、私自身、今後は、地元支援者を中心に、個別に本問題の説明をできる限り行っていく所存でおります」
地元自民関係者「しっかりと本人の口から公表してもらいたい」
自民党富士市富士市部 稲葉寿利幹事長(2日):「彼のためにポスターを貼ったり、集会を開いたり、いろいろやってきている。そういったことをどういうふうに思っているんだろうなと。本当に静岡の恥になっちゃうから、早いところどんどん決着をつけてもらいたい」
今週火曜、こう話したのは吉川赳衆院議員を長年支えてきた自民党富士市富士支部の稲葉幹事長です。2カ月にわたって公の場に姿を現していなかった吉川議員について…。
自民党富士市富士市部 稲葉寿利幹事長:「国会に出たところで、みなさんにしっかりと本人の口から公表してもらいたい。これで(国会に)出て行かなかったら、本当にもう終わりだよね。実際終わっているんだけどね。
55日ぶりに公の場に姿も「………」
翌3日の臨時国会で吉川議員は55日ぶりに公の場に姿を現しました。
吉川赳衆院議員
Q.吉川さん一言お願いします。18歳の女性との飲酒が報道されていますが、事実関係はどうなんでしょうか?
A.係争中の案件になるので、これですいません。
Q.事実関係はどうなっているんですか?
多くを語りませんでした。
本会議が終了すると足速に出口へと向かいます。記者からの問いかけに…。
吉川赳衆院議員:「今後の裁判との関連も含めて、ごめんなさい。コメントは差し控えます」
Q.報道について事実でない点があるのであればどういう点
A.それも今後裁判で明らかになってくると思います
Q.静岡の地元からも説明がなってないと厳しい声があるが、それについては
A.係争中なのですいません
Q.国民の理解を得るために今後どのような手段を取るつもり
A.裁判の中で明らかになっていくと思うのですいません
Q.このまま説明しないと国民の理解はいつまでも得られないと思うが、そのあたりはどのように考えている
A.……
(8月6日放送)