死者27人行方不明1人…土石流災害から8カ月 市議会百条委は参考人聴取 静岡・熱海市
静岡県熱海市の土石流災害の発生から3日で8カ月です。現場では黙とうが捧げられました。
熱海市伊豆山地区には被災者らが集まり、午前10時半ごろ、犠牲者を悼み黙とうを捧げました。
自宅が全壊した 太田滋さん:「8カ月が経って、自分は何となくこういう風にしたいのかと見えてきた」
去年7月に発生した土石流災害では、これまでに災害関連死を含め27人が犠牲になり、1人の行方が分かっていません。
一方、盛り土の起点付近にはおよそ2万立方メートルの土砂が残っているとされていますが、県や熱海市は崩落の危険があるため、前の土地所有者に対し、土砂の撤去を命じることなどを検討していることがわかりました。
また、原因究明を進めている熱海市議会の百条委員会が開かれていて、地元住民など参考人の聴取が行われています。