火曜日としては最多の70人感染 浜松市は「連休に知人などの訪問で感染した人からさらに広がっている」と分析 静岡県
静岡県内では18日、新型コロナウイルスの新規感染者が70人確認されました。浜松市では2つのクラスターがさらに拡大しています。
県内の新規感染者は70人で、火曜日としては先週の67人を上回り過去最多です。自治体別では浜松市が26人と最も多く、静岡市が14人、磐田市と裾野市がそれぞれ6人、藤枝市が4人などとなっています。あす19日から飲食店の営業時間の短縮要請が出される湖西市は1人でした。
浜松市では、浜北区の接待を伴う飲食店クラブ・マーキュリーのクラスター関連で、新たに従業員1人、家族など3人の感染が確認されました。一連の感染者は18人となりました。また、遠江病院精神科のクラスターでも新たに患者1人の感染が確認され、一連の感染者は13人になりました。
26人のうち、18人が濃厚接触者、接触者に当たり、浜松市では「ゴールデンウィークに知人などの訪問で感染した人から、さらに広がっている段階」と分析しています。
静岡市ではクラスターが起きた葵区のカラオケカフェで新たに3人の客の陽性が判明し、一連の感染確認はこれで19人となりました。
変異ウイルス陽性は、静岡市で新たに6人判明し、このうち2人は感染経路不明です。
人口10万人あたりの新規感染者は18日までの1週間で17・3人と、依然として高くなっています。
病床使用率は西部が55・2%、中部が27・1%、東部が22・7%で、県全体でも36・5%とひっ迫しています。