市民「半分納得、半分疑問」 家庭ごみを有料化を検討…1リットル当たり1円 浜松市

静岡・浜松市は、家庭ごみの有料化に対して意見を集めるため12日からから市民向けの説明会を始めました。静岡・浜松市はごみの減量などを目的に、家庭ごみの有料化を検討しています。

画像: 市民「半分納得、半分疑問」 家庭ごみを有料化を検討…1リットル当たり1円 浜松市 youtu.be

市民「半分納得、半分疑問」 家庭ごみを有料化を検討…1リットル当たり1円 浜松市

youtu.be

 静岡・浜松市は先週、ホームページで制度の素案を公表し有料化に関する意見を集めるため12日から市民への説明会をはじめました。

 現在の指定ごみ袋の価格には袋の製造費や流通経費しか含まれていませんが、有料化後はこれにごみ処理手数料が加わる形になります。素案によりますと、有料化後に加わる価格は1リットルあたり1円。

ゴミ袋代は市の収入になりごみの減量や資源化事業などにあてられます。

 このほか、素案ではプラスチックごみはこれまで通りの捨て方から変えないことや、紙おむつを使用する人など、ごみの減量が難しい人に対しては有料ごみ袋を市が一定枚数配布することなどが盛り込まれています。

 説明会では、静岡・浜松市がホームページに掲載している浜松市のごみの現状に関する動画を見た後、質疑応答が行われ1時間ほどで終了しました。

市民「半分納得、半分疑問って感じですね。高くなることに関しては敏感ですからね皆さん」
市民「やむを得ないと思っています。費用がかかるのであればごみを出す以上、お金出すのは仕方ないと思っていますね」

静岡・浜松市は、市内46カ所で10月まで説明会を開き、有料化に関する意見を集めることにしています。

浜松市ごみ減量推進課・鈴木亨グループ長「8日から市のHPでご意見を募集しておりまして、300人ほどからご意見いただいていますので、皆様方のやりやすい形で参加いただければと思っています。ご自宅でHPを見る環境がない方や実際に質問をしたいという方は説明会に参加いただけたらと思っています。」