【新型コロナ】静岡市感染拡大…10万人当たりの1週間の新規感染者207.1人 静岡県の新規感染者は過去最多の1336人
静岡県では25日、新たに1336人の新型コロナウイルス感染が確認されました。22日の1160人を上回り、過去最多です。1日の感染者が1000人を超えるのは2日ぶりで、今月に入って5回目です。
自治体別で最も多かったのは335人の感染が確認された静岡市です。3日前の246人を大幅に上回り、静岡市として過去最多となりました。
静岡市では新規感染者の1週間単位での増加率が県全体を上回る3倍となっていて、10万人あたりの感染者も207.1人と、過去にない感染拡大を見せています。
静岡市に次いで多かったのは284人の感染が確認された浜松市です。
21日の268人を上回り、過去最多を更新しました。25日の感染者のおよそ6割が20代以下だということです。
学校での感染確認も相次いでいて、浜松市の市立小中学校では現在16の学校で19クラスが学級閉鎖となり、1つの学校で2学年が学年閉鎖の対応となっています。
また、クラスターとなった介護付き有料老人ホーム「ラクラス広沢レジデンス」で、新たに入居者3人、職員2人が陽性に。一連の感染者は12人となりました。
その他に磐田市で89人、沼津市で69人、富士市で55人、掛川市・御殿場市でそれぞれ43人、焼津市で38人、伊東市で37人などとなりました。
また、25日、静岡県は新たに19件のクラスターが確認されたと発表しました。1日の発生件数としては今月13日の9件を上回り、過去最多を更新しています。