原発から放射性物質が放出された想定で訓練…3年ぶりに住民も参加し避難や除染の手順などを確認 静岡県
静岡県御前崎市の浜岡原発で重大な事故が起きたことを想定した、県の実働訓練が3年ぶりに行われています。
訓練は最大震度7の地震が発生し、浜岡原発4号機から放射性物質が大気中に放出されたことを想定し、周辺住民の避難や除染の手順などを確認しました。住民が参加する訓練は3年ぶりです。
島田市の会場では36人の市民が、甲状腺被ばくを防ぐための安定ヨウ素剤を市職員から受け取り、バスに乗って避難しました。
一方、新東名高速浜松SAでは、県外に避難する前に放射線に汚染されていないかどうかを確かめるための検査所が設けられ、簡易除染の手順を確認しました。