重さ7トンの電源車両を大型ヘリで持ち上げる訓練も 南海トラフ巨大地震に備え総合防災訓練 静岡・島田市など
南海トラフ巨大地震に備えた3年ぶりとなる静岡県の総合防災訓練が、島田市など4つの市と町で行われました。
高橋諒記者:「こちらでは、自衛隊のヘリコプターによる発電機の車両を吊り上げる訓練が行われています」
3年ぶりの開催となる県の総合防災訓練は、南海トラフ巨大地震で大津波が発生した想定で、島田市や吉田町など県中部の4つの市と町で行われ、およそ2万5000人が参加しました。
島田市の会場では今回、初めて自衛隊の大型ヘリコプターを利用して、重さおよそ7トンの電源車両を持ち上げる訓練が行われました。
また、吉田漁港では、漁業関係者が漁船で食料などの支援物資を運ぶ手順を確認していました。