「核兵器廃絶の灯りを後世に…」 第五福竜丸の悲劇を語り継ぐ集会 静岡・焼津市
アメリカの水爆実験で被ばくした第五福竜丸事件を後世に語り継ごうと、静岡県焼津市で市民集会が開かれました。
この6・30市民集会は1954年、南太平洋のビキニ環礁でアメリカの水爆実験により被ばくした焼津漁港所属・第五福竜丸の悲劇を語り継ぎ、核兵器の廃絶と平和の大切さを訴えるため、市が主催して毎年、開催されています。
中野弘道市長は挨拶で「市民一丸となって核兵器廃絶の灯りを絶やすことなく灯し続け、後世に語り継ぐ」と決意を述べました。
集会ではこのほか、第7回焼津市平和文化賞の受賞作品の紹介や誓いの言葉の朗読が行われ、会場を訪れた市民が平和への思いを新たにしていました。
(6月30日放送)