参院静岡補選2日目…山崎真之輔氏（無所属）　大井川流域で2日目スタート　リニア問題は「国政選挙なので争点に絞るのは難しい」

無所属（立憲・国民推薦）山崎真之輔氏（40）
「6月に県知事選挙が終わったばかりですよね。皆さんの付託をいただきまして、特にこの地域は皆様のご支援がすさまじくて」

　山崎氏は大井川の水問題をめぐって、岸田総理の対応を批判しました。

無所属（立憲・国民推薦）山崎真之輔氏（40）
「大井川の命の水を守る。それは確実にやっていかなくてはなりませんが、岸田総理は少し浮き足立っているように思います。先般、新しく国交大臣になられた斉藤さんにリニアの整備、その指示を出したということですが、まだ議論も何も終わっちゃいないんですよ。途中なんです。この途中で、『聞く力』はどこいっちゃったんですか」

　7日の出陣式で、山崎氏の応援に駆け付けた静岡県の川勝平太知事は、今回の参院補選の争点の一つがリニア問題だと明言。JR東海の工法では水の全量戻しが実現できず、工事を受け入れられないとしています。

　今回の選挙戦におけるリニア問題の位置づけを問われた山崎氏は取材に…。

無所属（立憲・国民推薦）山崎真之輔氏（40）
「国政選挙ですので、リニアだけに争点を絞り込むのは難しいかと思います」

Q.具体的にリニアについて、こうすべきだという訴えはする？

A．「いや、今は有識者会議も、この間久しぶりに5か月ぶりに再開されまして、ただあまり進んでいませんよね。論点整理も。水の問題もありますし、生物の多様性の問題もありますし、基本的にはそういったものがクリアできれば工事はできるでしょう。ただ、それがクリアできるかどうかが分からないという状況ですから、それを見極めるしかないという状況ですね」

　7日に告示された参院静岡補選には、届け出順に自民党の若林洋平氏、無所属の山崎真之輔氏、共産党の鈴木千佳氏の3人が立候補しています。