床上、床下浸水2400軒以上…静岡市清水区に2カ所目の大型仮置き場 被災者「近くにできてよかった」

 台風15号の被害を受けた静岡市清水区では、10日から災害ごみを受け入れる2つめの大型仮置き場の運用が始まっています。

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床上、床下浸水2400軒以上…静岡市清水区に2カ所目の大型仮置き場 被災者「近くにできてよかった」

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各務実来記者:「静岡市清水区大内新田に新たに開設されたごみ置き場です。混雑している様子はありませんが、住民が次々と災害ゴミを持ち運んでいます」

 静岡市は10日から国道1号バイパス沿いの清水区大内新田にある市が所有する土地で、災害ごみの受け入れを始めました。市によりますと、7日までに2400軒以上で床上、床下浸水の被害が確認されています。仮置き場では朝から災害ごみを持ち込む市民の姿がありました。

自宅が浸水被害に遭った男性:「床上の1m25くらいまで(家が)浸かった」

Q.きょうはどんな物を?

A.「ほとんど地域の方に片付けたんですけれども、きょうは残っていた分を」

自宅に裏山の土砂が流れ込んだ男性:「プラスチック類とか色々です。(これまでは)車庫とかに入れていました」

 市内で2カ所目となる開設に住民は。

自宅兼店舗が浸水被害に遭った男性:「家が近くなもので、ENEOSの方は遠かったので、近くにできてよかったです」

 仮置き場の受け入れ時間は、土日祝日を含む午前9時から午後4時までで、8000トンの受け入れが可能だということです。静岡市によると、一連の災害ごみの量は推定で2万トンを超える見通しで、すでに開設されている袖師地区の仮置き場や、業者からの搬入のみを受け付けている仮置き場の3カ所で災害ごみを受け付けています。