安全管理体制に不備…静岡県「改善勧告」を出す方針固める 牧之原市の認定こども園の送迎バス3歳女児置き去り死亡事件
静岡県牧之原市の認定こども園で3歳の女の子がバスに置き去りにされ死亡した事件で、県がこの園に対し改善勧告を出す方針であることがわかりました。
9月5日、川崎幼稚園の送迎バスに3歳の女児がおよそ5時間置き去りにされ、熱射病で死亡しました。事件を受け、県は園に特別監査を行い、10月中に認定取り消しなどを含む処分をするかどうか判断するとしていました。
関係者によりますと、特別監査の結果、園の安全管理体制に不備があったことなどから、県は「改善勧告」を出す方針を固めたということです。
園はすでに再開していて、県は今後は園に対して改善勧告にのっとった再発防止策などの提出を求めるということです。