自民党静岡市静岡支部 市長選への対応決定は12月2日市議会での田辺市長の態度表明を待ってから
来年春の静岡市長選を巡り、自民党静岡市静岡支部は推薦願を出している山田誠県議への対応について、来月2日の市議会で現職の田辺信宏市長の態度表明を待ってから決める方針を明らかにしました。
18日午前、役員会と総務会を開いたのは自民党静岡市静岡支部です。
静岡支部はこれまでに市長選の支援体制について、現職の田辺市長で一本化することを決定。
自民党の山田誠県議に対しては、何らかの対応をとるとして18日の会議で協議する考えを示していました。
しかし、会議では山田県議から提出された推薦願を受理したことだけ報告され、対応については協議しなかったということです。
自民党静岡市静岡支部 井上恒彌幹事長:
「これからどうするかという扱いだが、いずれにしても12月2日の会派に対しての質問、そして答弁、それを見ないと動きができないということで、きょうは一切取り上げることはありませんということでお伝えした」
静岡支部は来月の議会での市長の態度表明を待って対応を決める方針です。
自民党 山田誠県議:
「推薦願をしたというのは、自民党でずっとやってきたという思いから。どういう形でこれから12月2日までは預かりということなので、私としては活動を続けていく」
また、田辺市長が出馬しない意向を周囲に示しているとの報道については…。
自民党静岡市静岡支部 井上恒彌幹事長:
「報道が出ていることは承知している。私どもの行動としては、あくまでも前から言っているように、代表質問の答弁に対して動きを決めると申し上げたので、バタバタしないでしっかり様子を見て対応していきましょう。1つになっていこうという話しかしていない」
その上で、支部としての対応は「田辺市長支援で変わらない」との姿勢を示しました。
来年春の静岡市長選にはこのほか難波喬司元副知事が既に立候補を表明しています。