飲酒運転事故を偽装し同乗者から150万円だまし取る 22歳男に執行猶予の判決「計画的で卑劣だが反省」 静岡地裁浜松支部

 浜松市内で去年、交通事故を装って示談金として現金をだましとった罪などに問われた男に、静岡地裁浜松支部は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

画像: 飲酒運転事故を偽装し同乗者から150万円だまし取る 22歳男に執行猶予の判決「計画的で卑劣だが反省」 静岡地裁浜松支部

 判決などによりますと、浜松市北区の22歳の会社員の男は去年9月、住所不定・無職の22歳の男らと共謀し、浜松市内で飲酒運転による交通事故を偽装。示談金として車に同乗していた女性から現金150万円をだまし取りました。

 7日、地裁浜松支部の高島由美子裁判官は「事前に役割を決め、練習するなど計画的な犯行で卑劣」と指摘。一方で「被害額を全額弁償するなど反省がみられる」として被告に懲役2年4カ月執行猶予4年の判決を言い渡しました。