焼き場は38℃…『暑さ対策』は自家製の梅ジュースと保冷剤 「顔から出る汗の量が違います」 静岡市
焼き場は38℃
山﨑優ディレクター:「静岡市内のうなぎ店に来ています。店内は冷房が効いて涼しいのですが、焼き場の気温計は38℃を示しています」
こちらは静岡市にある老舗うなぎ店。
いし橋うなぎ店 若女将 石橋悦子さん
Q.まだ6月ですけれど、この暑さはいかがですか?
A.「これで7月8月が来ると思うとゾッとしますよね。もう5月から暑いので、けっこう蒸し暑かったですよね、5月も。湿気があるので、たまらなく熱く感じます」
焼き場を担当する石橋さんは、平日だと4時間、繁忙期は16時間立ちっぱなしでウナギを焼き続けるそうです。その道38年という大ベテラン。熱中症対策には力を入れているといいます。
『暑さ対策』は
いし橋うなぎ店 若女将 石橋悦子さん:「きのうからサーキュレーターを出した。これでだいぶ風が来るので違います」
その他にも数々の暑さ対策をしているそうです。
いし橋うなぎ店 若女将 石橋悦子さん:「牛乳が大好きなんですよ。牛乳を飲んだり、梅シロップを作って。(従業員の)皆と飲んで倒れないように気をつけています。あとポケットに保冷剤が入っているんです。両方のポケットに入っているんですけれど、かなり気持ちいいですよ。顔から出る汗の量が違います」
自家製の梅ジュース。暑さでバテないようにするための自己対策です。
いし橋うなぎ店 若女将 石橋悦子さん:「お酢が入っているので、夏バテ防止と熱中症対策になります」
7月30日には「土用丑の日」を控えるなか、体調をしっかりと管理しながら仕事をしていきたいといいます。
いし橋うなぎ店 若女将 石橋悦子さん:「皆様においしいウナギを食べてもらうには、健康が第一だと思うので、私が倒れないようにしっかりと食事を取って、睡眠を取って、水分を取って頑張りたいと思います」
怖い「夜の熱中症」…街で聞いた対策
暑い夜が続く中、気をつけたいのが、寝ている間に脱水症状になる「夜の熱中症」です。実際に、街の人たちからも「注意をしている」という声が。
埼玉県民(40代):「まだ(暑さに)耐えられるかなと思っているんですけれど、すぐ(エアコンを)つけると、この後(エアコン)無しじゃ生きられなくなるなと思って、極力順応しようとは思っています」
静岡市民(70代):「2~3日前の蒸し暑い時から(夜の寝る時に)クーラーをつけています」
浜松市民(40代):「家に小さい子どもがいるんですけど、汗をかきすぎていたら、途中で起こして水分をあげるとか。風通しがよくエアコンかけてあげるぐらい」