争点は「メガソーラー」「人口減少対策」 現職と新人2人が三つ巴の選挙戦に突入 静岡・函南町長選
新たなかじ取り役は誰が担うのでしょうか。任期満了に伴う、静岡県函南町長選挙が告示され、現職と新人2人の3つどもえの選挙戦に突入しました。
争点は「メガソーラー」「人口減少対策」 現職と新人2人が三つ巴の選挙戦に突入 静岡・函南町長選
立候補したのは、届け出順に現職で無所属の仁科喜世志氏(71)と環境活動家で無所属の新人・塩谷敬治氏(66)、前の函南町議で無所属の新人・土屋学氏(55)の3人です。
仁科喜世志氏:「人工的な太陽光が牧歌的な丹那盆地の横に居座るという景観を考えた時に、とても私どもはその事業に受け入れることはできないのであります」
2期目を目指す仁科氏は、町内に計画されているメガソーラーについて建設反対を主張しています。
塩谷敬治氏:「川にものすごいエネルギー」「その川のちょこっとしたところだけで何十トンも流れてて」「日本中の川を利用するともう原子力いらないどころか余っちゃって」
環境活動家の塩谷氏は、川の水を使ったエネルギーの利用を訴えています。
土屋学氏「今後、人口減少、高齢の方が増える中で、やはり皆さんを支えるためにも函南町にたくさんの人を増やさなければいけないということで、その課題に取り組んでいきたいと思います」
町議を3期務めた土屋氏は、人口減少対策が必要と訴えています。
函南町では、町内に計画されているメガソーラーをめぐって反対運動が起きているほか、人口減少対策などが課題となっています。函南町長選は27日に投開票が行われます。