新人の海上保安官8人が着任 2隻の巡視船に配属され伊豆の海を守る 下田海上保安部

この春、下田海上保安部に新人の海上保安官8人が着任しました。それぞれ早速業務についています。

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新人の海上保安官8人が着任 2隻の巡視船に配属され伊豆の海を守る 下田海上保安部

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 下田海上保安部に着任したのは、広島県にある海上保安大学校と京都府にある海上保安学校で初任教育を修了した8人です。

 この仕事を志した理由は皆、海への強い思いという点で共通していました。
巡視船「しきね」航海士補・田中伶実さん:
「女性の航海士の方が(テレビの)特集で放送されてて、それを見て格好いいと思ったのと、海を守るという業務にすごく憧れて」

 それぞれ巡視船「しきね」と「かの」に分かれて配属され、すでに伊豆の海を守る任務が始まっています。

 このうち、「しきね」の主任機関士・宮原孝輔さんは幹部を養成するため、2020年度から大卒者を対象に始まった海上保安大学校初任科の一期生です。

巡視船しきね配属 主任機関士 宮原孝輔さん:
「私、広島にいたんですけれども、広島は結構穏やかな海なんですけれども(下田は)ちょっとだけ荒れているなという印象と、風が強いなという印象なんですけども。今、自分に与えられた業務というのをしっかり確実にこなして、どのような事案が来ても対応できるように準備をしていきたいと思います」

 一口に海上保安官と言っても、役割や仕事は様々です。

巡視船しきね主計士補 高取 楓さん:
「船の調理だったりをしています。船で揺れたりするんですが、うまくできているか分からないですけど、うまくやれるように頑張っています」

下田海上保安部 西山 博部長:
「今年は8人ということで大変多い年となっています。船内の雰囲気、職場の雰囲気に慣れて一つ一つ仕事を覚えてもらえばいいかなと思っております」

佐藤記者:
「取材ありがとうございました」

巡視船しきね主任航海士 増山 愛さん:
「ありがとうございました」