観光事業の促進や実質無利子・無担保融資の返済期限の延長など求める 全国知事会で静岡県の川勝知事
静岡県内では21日、新たに1人の新型コロナウイルス感染者が確認されました。感染者の減少が続く中、全国知事会では日常生活の回復に向けた経済対策について協議しました。
県内の新規感染者は静岡市の1人でした。
全国知事会は第6波への備えと経済活動の再開について国に提言するため会議を開きました。提言ではワクチンの3回目の接種に向けた具体的な供給スケジュールの説明や、新型コロナで影響を受けた事業者への新たな経済対策の実施を求める方針です。
静岡県の川勝平太知事は、隣県と連携した観光事業の促進や金融機関が実施する実質無利子・無担保融資の返済期限の延長を検討するよう訴えました。
静岡県 川勝平太知事:「昨年度、民間の金融機関を通じて実施した実質無利子・無担保融資については、現在6割の事業者の返済がまだ始まっていません。引き続き、金融機関に対して積極的に条件変更に応じる旨を要請してください」