旧淡島ホテルの破産手続きめぐり運営グループの代表ら5人を逮捕 債権者の不利益になるよう財産を処分か 静岡・沼津警察署
静岡県沼津市の旧淡島ホテルの破産手続きをめぐり、債権者の不利益になるよう財産を処分したとして、運営していたグループの代表の男らが22日、逮捕されました。
破産法違反の疑いで逮捕されたのは、淡島ホテルを運営していた東京都港区の52歳の会社役員の男ら5人です。容疑者らは2019年10月、淡島ホテルを経営していた旧株式会社淡島ホテルの破産手続きをめぐり、借地権を移して債権者に不利益になるようホテルの財産を処分した疑いが持たれています。
警察によりますと、ホテルの建物と土地の所有者を別々にすることで、他の会社がホテルを購入しづらくして、ホテルの運営を継続する狙いがあったとみられます。