【袴田事件】「巌の48年を返せと言っても無理。事件を生かして」 姉のひで子さんが再審法改正訴える
いわゆる袴田事件を巡り、浜松市で15日、支援者集会が開れ、袴田巖さんの姉、ひで子さんは再審法改正について「この事件を生かしてほしい」と訴えました。
1966年、旧清水市で一家4人が殺害された事件で、一度は死刑が確定した袴田巌さんの再審が今年3月、正式に決まりました。浜松市で15日、支援者集会が開かれ、巌さんの姉・ひで子さん(90)が再審制度の改正へ思いを語りました。
袴田ひで子さん(90):「巌の48年を返せといったってそんなのは無理ですよ。それを生かして、なんとか再審開始というか、そういうものを作っていただきたい」
袴田事件の再審に向けた三者協議は19日に静岡地裁で開かれる予定です。