2020年、静岡県内の企業倒産は203件…新型コロナ関連は30件、飲食業は過去40年で最多22件
去年の県内企業の倒産数は203件で、 このうち、新型コロナウイルスの影響による倒産は、 30件に上ることが民間の信用調査会社の調査で分かりました。
東京商工リサーチによりますと、去年の県内企業の倒産数は203件で、前の年と比べて5件増えました。このうち、新型コロナ関連は30件で、負債総額10億円以上の大型倒産は1件でした。業種別では、新型コロナによる営業自粛の影響を受けた飲食業が22件と最も多く、過去40年間で最多です。
一方、負債総額は304億と前の年と比べておよそ55%減少し、過去30年間で2番目に少なくなりました。東京商工リサーチは、時短営業や外出自粛の長期化により、今後も倒産リスクが高まるとみています。