満開の花を楽しみながら遊水地でウオーキング 準絶滅危惧種の植物も 静岡市の麻機遊水地
静岡市の麻機遊水地で15日、満開の花を楽しみながらウオーキングをするイベントが開かれました。
「サクラタデ自然観察会と遊水地ウオーキング」は、自然保護活動を行っている市民団体が毎年行っているもので、毎回およそ200人が参加します。麻機遊水地ではこの時期、タデ科の多年草サクラタデや準絶滅危惧種のタコノアシなど多彩な植物が見られます。
直径5ミリほどのピンクの花が咲き誇るサクラタデの群落の中には、遊歩道が設けられていてウオーキングを楽しめます。休憩所では地元でとれた野菜や果物の販売が行われたほか、市民団体のメンバーによりお茶とお菓子がふるまわれ、訪れた人が休日のひと時を楽しんでいました。