静岡県の防災情報共有システムも一時的に停止 企業や自治体が導入するシステムに障害…ワクチン接種の予約などに支障 静岡県

 
 多くの企業や自治体が導入するシステムで障害が発生し、新型コロナワクチン接種の予約が一部の自治体で一時できなくなるなど影響が出ました。現在は復旧しています。

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静岡県の防災情報共有システムも一時的に停止 企業や自治体が導入するシステムに障害…ワクチン接種の予約などに支障 静岡県

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 10日から85歳以上のワクチン接種の予約を始めた磐田市では、12日午前6時ごろから接種の予約システムに障害が発生しました。市の担当者がシステムを管理するため接続しようとしたところ、使用できなくなっていて、電話やLINEで対応している市民からの接種予約の受け付けもできなくなりました。その後、システムは午前11時ごろまでに復旧し、予約受け付けも再開しました。

 静岡県によりますと、各自治体へのワクチンの配分量を決めるシステムについても、同じものを導入しているため、一時、使用できませんでしたが現在は復旧しています。

 このシステムは、世界的に企業や自治体などのさまざまな場面で導入されていて、県の防災情報共有システムも一時的に停止しました。このため、災害時に自治体が発表する情報を放送局などに素早く伝える「Lアラート」にも影響し、一部の情報が反映されなくなりましたが、午前中に復旧しました。