GoToトラベルなど10月中の再開へ 静岡・川勝知事が方針示す
県独自の宿泊促進事業から再開
静岡県
川勝平太知事:「全国レベルで今すべて解除になっているので、今のところは増えているところには行かないでおきましょうというのが静岡県の方針。しかしながら、近隣増えてない所ばかりですから、そんなに心配することはないと思うが。私としてはぜひ県民の県民による県民のための助け合いでGoToイートやGoToトラベルをそこから始めてくのが良いんじゃないかなと思う」
川勝知事は県内の感染状況はステージ2相当であるとして、県独自の宿泊促進事業を今月中に再開する方針を示しました。
川勝知事:「観光促進事業とGOTOイートについてだが、金曜日にステージ2以下なら再開、要請の解除の判断をしたい。目下のところはステージ2のところでとどまっているということで、きょう専門家にご判断いただいて、OKとなれば18日からは使えるように準備期間や発行元の準備を含めて可能ということが、我々が把握している現実である」
県の大規模接種は予約低調
一方、県の大規模接種会場をめぐっては、予約がきわめて低調にとどまっていることがわかりました。静岡市のもくせい会館と伊豆の国市の順天堂大学病院の2会場でおよそ1万4600人分の接種枠が用意されていますが、きのう夜までに予約があったのは733人で、予約率は5%にとどまっています。
川勝知事:「まだ宣伝が周知徹底していなかったのではないか。4~5%とはせっかく設置して先生の皆さん来てくださっているのでもったいないと思う。接種もさらに上ると安心してGoTOイートであるとかGoToトラベルとか、さらに元気旅とかも使えるということになるので是非ご協力願いたい」
県が発表したおととい時点の自治体別のワクチン接種率によると、伊豆市や川根本町など、6つの市や町で2回の接種を終えた人が7割を超えた一方、静岡市、焼津市、富士市、富士宮市、御殿場市ではいまだ5割に達していません。