【新型コロナ】静岡県「市中に見えない感染者いる可能性も…」 浜松9人、静岡3人…県内で新たに17人が感染
静岡県内では6日、新たに17人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。
県は伊豆の国市や藤枝市など新たに5人の感染を発表。
そのうちの3人について、感染経路を調査中としています。
静岡市では3人の感染が確認されました。そのうち、葵区の20代女性は先月20日以降、アルバイト先の職場にバスで通勤していて、市はバスでの移動中に感染した可能性もあるとしています。
浜松市では新たに9人の感染が明らかになり、市は市中感染の恐れに警戒感を強めています。
少女1人の感染が判明し、休校となっている市立学校でも感染が拡大。濃厚接触者として検査した20歳未満の少女の感染が確認されました。市は関連する子どもや教師など、30人の検査結果をあす公表する方針です。
クラスターに認定された浜松商工会議所青年部の関連でも東区の30代女性の感染が新たに確認され、関連する感染者は27人にのぼっています。
静岡県警戒レベル引き上げ「見えない感染者がいる可能性も」
新規感染者の増加傾向を踏まえて、県は独自に行動制限を呼びかける6段階の警戒レベルを2カ月ぶりにレベル3からレベル4に引き上げました。
静岡県 植田達志危機報道官:「感染経路不明者数が増加しており、市中に見えない感染者がいる可能性があることから、感染防止に細心の注意が必要」
県民への行動制限の呼びかけは、これまで県内は「注意」でしたが、県内、県外ともに「警戒」となります。県境をまたぐ移動は、クラスターが相次ぐ北海道や大阪が新たに「特に慎重に行動」に追加されました。