函南町の仁科喜世志町長は「現場の原状回復が第一優先」行政代執行を視野に静岡県と協議へ

盛り土について去年刑事告発をした静岡県函南町の仁科喜世志町長は、21日の定例会見で「現場の原状回復を第一優先にしていきたい」と話しました。

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 函南町は20日逮捕された男らが町内の山林に無許可で盛り土を造成したとして、去年11月刑事告発をしていました。

20日の逮捕を受け、21日行われた函南町の定例会見では・・

函南町 仁科喜世志町長:
「逮捕されたからといって何ら解決に繋がっている訳ではなくて、やはり現場の原状回復を一番になっております。そこを第一優先にしていきたいと思います」

また、御殿場市の神場地区に盛り土を造成し、措置命令に従わなかったとして15日に逮捕された男(45)は函南町の平井地区にも無許可で盛り土を造成していたことが分かっています。

函南町 仁科喜世志町長:
「下丹那の関係もあるいは、平井の関係につきましても町としては同じ考え、現場は違っても同じ考えで条例も違反であることは変わりありませんので毅然とした姿勢で対処していきたい」

 町はこれらの盛り土について行政代執行を視野に県と協議を進める方針です。