【新型コロナ】県担当課長「患者急増を想定して態勢整える」 静岡県で対策会議…35全市町が参加

 静岡県内でも懸念される、第4波の到来と変異ウイルスの拡大。その対応を協議するため、7日、県が市や町と対策会議を開きました。

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静岡県感染症対策局 青山秀徳局長:「年明けから感染者が急増したが、現在は小康状態が続いている。ただ皆様ご承知の通り、大阪府・兵庫県・宮城県では初めてまん延防止措置が取られている状況。この状況がいつ本県にも降りかかってくるかは分からない状態ですが、ぜひ対策の方は引き続き進めていきたいと思っているので、よろしくお願いします」

 会議には、県内すべての35市町が参加。県が市や町に対して、ワクチンの供給スケジュールについて説明したということです。県内の高齢者を対象にしたワクチン接種は、第一弾として、おととい発送された1950人分のワクチンが、政令市の静岡市と浜松市に振り分けられ、来週以降の発送分は人口に応じて、それぞれの市町に割り当てられます。

 政府は来月10日の週までに医療従事者向けワクチンを、6月末までに高齢者を対象にしたワクチンの配布を完了させるとしています。

静岡県新型コロナウイルス対策課 米山紀子課長:「第4波に向けては、国の方から今後患者が急増した時を想定して、態勢を整えるようにという通知が来た。それを4月中、または5月までに態勢を整えるということで、準備を進めているので、その内容を説明させていただいた」