「砂防指定地」に無許可で盛り土をした疑い 残土処分会社の社員ら4人を書類送検「社長の指示でやった」 静岡市
国が「砂防指定地」と定めている静岡市の山間部に無許可で盛り土をしたとして、静岡市の残土処分会社の社員ら4人が書類送検されました。
静岡県砂防指定地管理条例違反などの疑いで書類送検されたのは、静岡市葵区の残土処分会社の社員の男性3人と元社員の男性あわせて4人です。
4人は逮捕・起訴されている社長や元社長と共謀し、国が「砂防指定地」と定めている静岡市葵区の山間部杉尾地区と日向地区に、知事の許可を得ずに盛り土をし、土地の改変などをした疑いが持たれています。
警察の調べに対し、4人は「違法ではないかと思いながらも盛り土を続けた」「社長の指示でやった」などと容疑を認めているということです。