今春の就職内定率…高校生・大学生とも低下 静岡県
この春卒業の高校生・大学生の就職内定率はいずれも低下しました。
静岡労働局によりますと、今月卒業の高校生の求人数は、1月末時点で去年と比べて2割以上減りました。
産業別では、新型コロナの影響を受けた宿泊・飲食サービス業で5割以上のマイナスとなり、次いで、製造業では3割近く減りました。
この結果、内定者の数は1割ほど減りましたが、新型コロナの影響を見据えた学生が業種の変更や進学へシフトチェンジしたことなどから、内定率は前年と横ばいの水準となりました。
一方、今月卒業を迎えた大学生の就職内定率は、1月末時点で82.8%で、去年と比べて4.8ポイント低下しました。