静岡県の土砂災害が統計開始以来最多に 8割は9月の台風15号による被害 去年1年間で211件発生

 静岡県内では、去年一年間に211件の土砂災害が発生していたことが県のまとめで分かりました。1988年の統計開始以来、過去最多です。

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静岡県の土砂災害が統計開始以来最多に 8割は9月の台風15号による被害 去年1年間で211件発生

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 県によりますと、去年、県内で発生した土砂災害はあわせて211件で、内訳は▼崖崩れが146件、▼土石流が61件、▼地すべりが4件ということです。前の年と比べ174件と大幅に増加し、1988年の統計以来過去最多です。全体のおよそ8割にあたる167件が、去年9月の台風15号による被害だったということです。県は、磐田市で発生した崖崩れ現場など被害にあった場所で、国の災害関連緊急対策事業などにより土砂を止める壁など施設の整備を進めているということです。