昨年日本一の静岡学園、今年は「裏選手権」制覇! 新春高校サッカー強化研修大会決勝で帝京に2-0

<新春高校サッカー強化研修大会(NEW BALANCE CUP):静岡学園2-0帝京>◇決勝◇6日◇時之栖スポーツセンター

 静岡学園が東京都の強豪帝京を2-0で破り、優勝を飾った。前半5分に川谷凪がヘッドで先制。同38分には松永颯汰が右足で追加点を決めるなど、伝統の卓越した個人技とパスワークで試合を優位に進めた。
 同大会は例年、全国高校サッカー選手権に出場できなかった全国の強豪校が集まって開催。同選手権と同時期の開催で、「裏選手権」とも呼ばれている。
 今年は計28校が出場。静岡学園は予選リーグを勝ち上がり、16校による決勝トーナメント1回戦で八千代(千葉)を4-2、準々決勝で瀬戸内(広島)を2-1、準決勝で日体大柏(千葉)を3-2で破り、決勝まで勝ち上がっていた。
 静岡学園は1年前の全国高校選手権で24年ぶりの優勝を飾っており、今年は「裏選手権」制覇で存在感を示す形になった。