最大9連休のゴールデンウィーク 500mの大行列ができたのは… 創建1470年小國神社…参拝者のお目当ては 静岡
ゴールデンウィーク明け初日を迎えた、けさのJR静岡駅。スーツや制服に身をつつんだ人たちであふれかえり、会社や学校へと向かう足音が響いていました。
愛知県から20代男性:「ゴルフ行ったりとか、バーベキューしたりとかで、まだ休んでいたいというか、気持ちはいっぱいありますね」
滋賀県から60代女性:「静岡に孫がいるので、孫の顔を見に来ました。よく笑うし、表情が豊かになって、久しぶりに出会えてよかったです」
最大で9連休となった今年のゴールデンウィーク。県内でも観光地を中心に、多くの人であふれました。
旬のシラスを求め、500mの大行列
静岡・葵区(3日)
Q.GWはどうですか?
A.「楽しいです!楽しいで~す!!」
大井川港では、旬のシラスを求め、500mの大行列が…。
さらに由比港では、今年豊漁のサクラエビが、なんと4時間待ちに…。
愛知県から来た親子
娘「いただきまーす。(食べて)うーん! こんなに甘いの?」
各地の人出は、コロナ前の水準に戻りつつあったようです。
森町の小國神社は参拝客で駐車場は満車状態
“遠州の小京都”と呼ばれる森町にある、小國神社。創建からおよそ1470年の由緒ある神社で、パワースポットとしても人気のある場所です。ゴールデンウイーク中は、朝からたくさんの参拝者が訪れ、午前中から駐車場は満車状態で、外まで渋滞が…。
小國神社 打田雅臣禰宜:「去年からですね、段々とご参拝の皆様が戻ってきているという感覚はあった。大幅に増えたというよりかは、例年通りのものが戻ってきている」
本殿前には長い行列。1列で並ぶと行列か長くなりすぎるため、「なるべく横4列で並んでください」というアナウンスもされていました。
取材したこの日は5月5日「こどもの日」。神社で命名した子どもたちを招待し、子どもとその家族の健康を祈願する「端午祭」が行われていました。
端午祭参列者(磐田市)「健康に元気に育ちますようにと(お願いした)」
端午祭参列者(森町)「美人になってくれれば。アイドル?」
「小國ことまち横丁」…人気の「りんご飴」
そして、小國神社の鳥居の横にあるのが「小國ことまち横丁」。横丁名物「お茶の詰め放題」をはじめ、食事処やスイーツ店、和菓子店などが立ち並びます。こちらもゴールデンウイーク期間中、コロナ禍前のにぎわいを取り戻し、たくさんの人で溢れていました。
中でも参拝者のお目当ては…。
参拝者(浜北市)「りんご飴食べに来ました。めっちゃおいしいです。結構友達と遊んでいて楽しいゴールデンウイークに。充実していました」
参拝者(静岡市)「りんご飴を食べに来ました。初めての中学のゴールデンウイークだから大切な時間にしたいです」
りんご飴を販売する店の前には長蛇の列ができ、参拝を済ませた人たちが、お目当てのスイーツを楽しんでいました。