決勝は日大三島と加藤学園の東部勢対決へ…春の高校野球静岡県大会

　去年夏の甲子園出場校の日大三島と春のセンバツに出場した常葉大菊川が相まみえた第１試合。日大三島は１回１アウト２塁で３番永野がレフトへはじき返し２塁ランナーが生還、先制します。

　菊川に逆転を許した日大三島は４回、１アウト満塁のチャンスで再び３番永野。チェンジアップをとらえると打球はセンター前へ。去年夏の甲子園に出場した永野のバットで、４対３と逆転します。

　そして日大三島５点リードで迎えた７回、その永野がマウンドへ。逃げ切りを図りますが、常葉大菊川のプロ注目・鈴木にヒットを打たれると、４番岩﨑に２点タイムリーを浴び、その差を３点に縮められます。

　しかし、その後は永野が粘る菊川打線を退け、日大三島が決勝進出。２０日から始まる東海大会出場を決めました。

日大三島　永野陽大選手：「春のセンバツに出ている常葉菊川ということで、チームも『やってやろう』という気持ちになっていた。勝ててほっとしています。（東海大会は）自分たちの今の力を知るためにも、いい機会だと思うので、何も怖がることなくぶつかっていけたら、と思います」

　また、第２試合では加藤学園が浜松開誠館を２対１で破り決勝進出、もう一枚の東海切符をつかんでいます。
　
　決勝はあさって６日、草薙球場で行われます。