「焦らなくても大丈夫…」 北京五輪スノボ決勝トーナメント進出 三木つばき選手が母校で講演 静岡・掛川市
2月の冬季オリンピック北京大会スノーボードに出場した掛川市出身の三木つばき選手が、母校の小学校を訪れ夢を叶える秘訣を後輩たちに伝えました。
母校、桜木小の6年生117人に大きな拍手で迎えられた三木つばき選手。大学の授業中に足を骨折した三木選手は、療養を兼ねて帰省したのにあわせて母校で夢をかなえる秘訣をテーマに講演を行いました。
三木選手は自身の経験を踏まえながら、小さな目標を達成していくことが夢の実現につながると話しました。
三木つばき選手:「今、夢とか目標とか頑張りたいこと好きなものがない人いるんじゃないかと思います。その人にお伝えしたい。何も心配しなくていい。何も焦らなくても大丈夫。小さなことにも目を、心を向けて毎日を過ごしてもらえたらと思います」
オリンピック金メダルという夢を持っている先輩の話に、後輩たちはメモを取りながら真剣な表情で聞き入っていました。
6年生女子:「焦らなくてもいいという言葉にとても励まされ、これからも頑張ろうという気持ちになることができました」
三木選手は8月末まで市内の実家でけがを治しながら、次の目標に向けて準備するということです。