土石流事故被害者の会を設立、盛り土の新旧の所有者を刑事告訴へ 静岡・熱海市
熱海市の土石流災害で焦点の「盛り土」をめぐり「被害者の会」が設立され、土地の新旧の所有者の刑事告訴を検討している事が明らかになりました。
12日夜、伊豆山地区で地元住民およそ20人と弁護士2人が会合を開き、「熱海盛り土流出事故被害者の会」の設立が決まりました。
土石流発生の責任の所在を明らかにするため、盛り土を造成した前の所有者と現在の所有者の業務上過失致死傷罪での刑事告訴などを検討しています。
●弁護団
「被害者の会としてまとまって集団訴訟を起こしていくということが
総会で決まった。
時間が経つと風化するので来月の提訴をめざしたい」
被害者の会は13日会見を開き、設立を正式に発表する予定です。