ウクライナから避難し寮生活送る女性 浜松市の専門学校がクラウドファンディングで支援募る
ウクライナから避難し浜松市内の専門学校に通う女性が、鈴木市長と面会しました。学校側は学費などを免除するため、1日からクラウドファンディングで支援を募っています。
1日午前、浜松市の鈴木康友市長と面会したのは、ウクライナの首都キーウから避難してきているヴィーラさん(20代)です。ヴィーラさんはウクライナ学生支援会を通じて7月に来日し、現在浜松市のオイスカ開発教育専門学校で寮生活を送っています。
ヴィーラさん:「支援ありがとうございます」
もともと日本語が得意なヴィーラさん。ウクライナの大学では日本文学を専攻し、「鬼滅の刃」などのアニメから百人一首や竹取物語などの古典文学まで、幅広く日本文化が好きだと話しました。面会後、報道陣の取材に応じ富士登山など日本での生活を楽しむ一方で、ロシアの軍事侵攻による爆撃音がトラウマで、今も花火や飛行機の音を聞くと恐怖を感じると明かしました。
ヴィーラさん:「(ロシアは)毎日毎日ミサイルをしていますから、みんな危ないと思います。それは全然いいことではない」
また学校では9月から10月にかけてもウクライナ避難民3人の受け入れを予定していて、学費や生活費をサポートするため1日からクラウドファンディングで支援を呼びかけています。