今年のトレンドは「地元・静岡」　ちょっと高価なグルメも人気　静岡市の百貨店でお中元商戦が本格スタート

地元静岡にこだわる

各務実来記者：「こちらの百貨店では、きょうからお中元商戦が始まりました。開店から30分が経過しましたが、既に多くの注文客が訪れています」
　
　静岡市葵区の静岡伊勢丹で、きょう1日から開設されたお中元コーナー。こちらではおよそ1800点を扱っていて、特設会場にはビールや素麺、缶詰などの定番商品350点余りがずらり。コロナ禍で直接届けるより配送を選ぶ客が増えているといい、注文カウンターは開店からわずか1時間で150分待ちに。

来店客：「今来たら60番目。親しくても会えなかったら気持ちだけね、贈らせていただこうと」

　静岡伊勢丹が特にこだわっているのが地元・静岡です。

静岡伊勢丹
瀬谷光広　バイヤー：「静岡になかなか帰ってこ来れない大切な方に対する思いということを、形にして贈るのがギフトですから、この「うまいら静岡」を選ばれる方が非常に多くなったと思います」

　静岡特産のメロンやウナギのほか県内の有名店とコラボした商品を充実させました。

ちょっと高価な地元の味も

最近は外食をする機会も減った影響か、少し高価な地元の味を自分用や近所に配るために買う客も増えているということです。

瀬谷光広　バイヤー：「メロンを代表するフルーツや、その他新企画のカレーや冷麺といったところを今回の強みにしています」

来店客：「孫がね、アイスクリームを好きだもんだからアイスクリームを贈った。（コロナで）全然3年くらい会っていない。ちょっとした気持ちをあげたいなと思って」

　静岡伊勢丹のお中元コーナーは7月18日までです。